コロナ感染から会社を守る8つの対策と、社員感染後に企業が取るべき対応方法
2020.9.10ご覧いただきありがとうございます。
このページでは「中小企業の経営者様」向けに、
・自社内でコロナ感染者が”出る前”にどのような対策を取るべきなのか?
・もし自社内でコロナ感染者が”出た後”にはどう対応すれば良いのか?
について解説していきます!
コロナウイルス感染者を出さないための予防対策8つ
①人との距離を保つ
不要不急の外出を避けて、不特定多数の人が集まるような3密の場所にはなるべくいかないように社員に指導しましょう。
また、どうしても外出や人と接する必要が出てきた場合にも、咳やくしゃみなどがかからないようなるべく2メートル以上のソーシャルディスタンスを保つことを意識しましょう。
②手洗いを念入りにおこなう
感染症や風邪予防の鉄板です。いつも以上に念入りに、流水とせっけんを使って、少なくとも15秒以上をかけて洗うのが良い手洗い方法となります。
手を洗った後は濡れたままにせず、しっかりと手を拭いて乾かすことも重要です。
③咳エチケットを守る
咳やくしゃみをするときは、マスクなどで口と鼻を覆い、他の人から顔を背けたり、距離を取っておこなうように指導しましょう。
マスクが無い場合はティッシュやハンカチなどで口と鼻を覆い、なるべく飛沫を拡散させないように防ぐことが重要です。
④職場の清掃や消毒をおこなう
普段の清掃に加えて、机・ドアノブ・スイッチ・手すり・テーブル・椅子・エレベーターのボタン・トイレのレバーや便座といった、人が頻繁に触れるところを念入りに清掃しましょう。オフィスを清潔に保つことで、気分良く仕事ができて業務効率化にもつながります。まさに一石二鳥ですね。
⑤検温や体調の管理をする
出社時には、社員の皆さんに対して検温や体調を確認しましょう。37.5℃以上の発熱がある場合や体調がすぐれない場合は、無理して出社させずに自宅での療養や適宜病院への受診を支持しましょう。
⑥来訪者へ感染対策の協力を依頼する
来訪者に対しては、来社時の手指のアルコール消毒や検温、マスクの着用といった対応を依頼しましょう。発熱や体調がすぐれない方に対しては、事務所内への入室をお断りし、後日改めてお越しいただくようにしましょう。
⑦不要不急の会議や研修等を取りやめる
会議や研修の中身によって適宜テレビ会議システムでの代替や、開催の延期等での実施可否を判断する
⑧感染機会を減らすような勤務形態への変更
通勤時や職場内で感染する機会を減らすため、時差通勤・在宅勤務・座席位置の分散・交代勤務・などの勤務形態を導入していく。
感染(の疑い)者が発生してしまった時の対応方法
①社員本人が感染者となってしまった場合
この場合、当たり前の話ですが、本人は出社不可とし、医療機関等での然るべき治療に専念してもらいます。また、同一フロアでともに勤務していた別の社員には自宅待機を命じるなど、感染を拡大させないための対策が必要になります。
②社員本人が濃厚接触者となった場合
この場合も本人を出社不可にし、自宅待機などを命じます。体温を朝夕計測し、記録するように指示し、もし症状が出た場合は接触者相談センターへ連絡し受診を促します。多くの場合、14日間ほど様子見をし、その後問題がなければ出社を許可します。
③社員本人に発熱や風邪等の症状がある場合
この場合でも本人を出社不可にすることが重要です。体調の変化に留意し、息苦しさや倦怠感、高熱等の症状がある場合は帰国者・接触者相談センターへ相談を促します。また、比較的軽い風邪の症状である場合であっても、その状態が続いている場合や、基礎疾患を持っている方の場合は、同様に帰国者・接触者相談センターへ相談することが必要です。
勤務中に体調がすぐれない社員が発生した場合の対応
勤務中に社員が体調不良を訴えた場合にはまず以下の症状があるかを確認します。
・息苦しさや倦怠感、高熱などの重い症状がある
・重症化しやすい基礎疾患のある人で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある
・上記以外で、発熱や咳などの症状が続く
もし上記のような症状がある場合には、一度会議室に移すなどして休ませましょう。
この際に、あらかじめ出口に近い場所に隔離部屋を設けておくとより良いです。
また、休ませる際には当該社員には必ずマスクを着用させ、対応する社員は手袋マスクの着用と合わせて、こまめに手指の消毒を行うのが良いです。
その後、帰国者・接触者相談センターに連絡し、その指示に従って医療機関を受診させましょう。
移動にあたっては公共交通機関の利用は避け、マスク着用のもと、手洗い・咳エチケットを徹底させることが大切です。
PCR検査の結果感染が確認された場合には、職場内で感染者が触れた可能性のある場所の清掃や、保健所の指示に従って職場内の濃厚接触者の特定に協力しましょう。
また、職場内で濃厚接触者が発生した場合には、先述のとおり、14日間の自宅待機をさせましょう。
いかがでしたでしょうか?
今回は、
・自社内でのコロナ感染防止対策方法
・自社内でコロナ感染者が出た場合の対応方法
について解説いたしました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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